ノルディックスキー・ジャンプと複合の第63回道選手権が17日、名寄市のピヤシリシャンツェ(HS100メートル、K点90メートル)などで行われ、女子ジャンプで下川中1年の伊藤有希が初優勝した。伊藤は1回目に84・5メートルを飛び、第一人者で今季7戦無敗の山田いずみ(神戸クリニック)と飛距離で並んだが、2回目に最長不倒の88メートルをマーク。逆転を狙った山田は飛距離で50センチ足りなかった。
伊藤はサマージャンプでは昨年7月の全日本朝日大会(士別)で社会人や大学生を抑えて優勝しているが、シーズン中のシニア大会優勝は初めて。「前日の練習から調子が良かった。いつかは優勝したいと思っていたから、うれしいです」と喜んだ。
先週末は札幌で女子では珍しいラージヒル2連戦に出場。全道中学大会を挟んで今大会出場と過密日程が続くが、下川ジャンプ少年団コーチの父、克彦さん(40)は「試合経験が力になっている。慣れているノーマルヒルを飛べたことも良かったのでは」と成長を実感している。
昨年3月、札幌市宮の森競技場で行われたコンチネンタル杯で、史上最年少の12歳で3位の表彰台を射止めた有望株。来月は欧州での同杯全5戦と、世界ジュニア選手権に出場する。「今日の勝ちは忘れて、また気持ちを入れ替えて臨みたい」と力強く話した。
(北海道新聞より引用)
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