2008年3月11日火曜日

「ヒロ企画」自己破産へ カニ輸入販売 ロシア規制で打撃

カニ輸入・加工販売の「ヒロ企画」(小樽、中嶋宏社長)が八日までに事業を停止、事後処理を弁護士に一任したことが十日、分かった。近く札幌地裁小樽支部に自己破産を申請する見通し。ロシア側のカニ輸出規制の影響とみられる。民間信用調査機関の東京商工リサーチ小樽支店によると、負債総額は約二十八億五千万円。
 同社はロシア産海産物の輸入商社として、一九九三年に設立。九七年にはロシアサハリン州ユジノサハリンスク市に現地法人を設けた。
 小樽で初となる保税いけすを設け、隣の加工場に窒素冷却装置を導入するなど、活ガニの急速冷凍加工技術が国内大手商社に評価され、売上高は二〇〇五年八月期から三期連続で百億円を突破した。
 しかし、〇七年五月にロシア政府が「密輸防止」を目的に活ガニの輸出規制を打ち出してから、輸入量が急減していたとみられる。
 昨年末までは社員二十人とパート約九十五人がいたが、今年一月には二つの加工場のうち一つを閉鎖し、パート八十人を解雇していた。

(北海道新聞より引用)

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