上川高(中田貢校長、百七十三人)が、環境に配慮した活動に取り組む企業や団体を認証する「北海道環境マネジメントシステムスタンダード(HES)」規格を、道北の学校で初めて取得した。
HESは道商工会議所連合会が、取得まで複雑な手続きが必要な国際環境規格ISO14001を簡素化し、道内企業・団体の環境意識を高めようと定めた規格。同校を含め、これまで二十二団体が認証を受けている。高校では、昨年九月認定の札幌藻岩高に次いで上川高が二校目。
上川高は、上川町が源になる石狩川の水質調査などの環境活動に取り組んできたことが評価されて昨年六月、道教委がHES取得に向けたモデル校に指定。同校は同十月に省エネ活動や環境教育推進など七項目の基本方針を策定した。
トイレや洗面台に生徒たちがつくった節電・節水を呼び掛けるポスターを掲示し、教職員がコピーに片面使用済みの紙を使うなどした。
この結果、同十月から今年二月までに電力、水道、プリント用紙、重油の四項目でいずれも前年同期比3-16%の削減に成功。今年三月中旬に開かれた同連合会の判定委で取得が決定した。
中田校長は「石狩川の水質など自然環境だけでなく、生徒や職員が生活に身近な環境問題を見つめ直すいいきっかけになった」と喜び、「今後は保護者や地域の人にも、家庭でも実践できる環境への取り組みを呼びかけたい」と話している。
(北海道新聞より引用)
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